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高血圧という言葉はよく聞きますが、高血圧だからどうなるんだとか、高血圧気味と言われたけど実感ないという方も多いと思います。高血圧のことや影響を一緒に学んでいきましょう。

高血圧になるとどうなるか

生活習慣病のひとつとして数えられる高血圧は多くの人にとって悩ましい病となるのですが、しかし「発症したらどうなるのか」ということについては今一つ知られていないところが多い病気でもあります。
では高血圧になるとどうなるのかというと、まず最初に押さえておきたいのが「高血圧になったからと言って即座に問題が出るわけではない」ということです。
血圧値は人によって違いがあるものですし、血液が血管にかける圧力が高いというのもすぐに問題を引き起こすわけではありません。
そのため血圧が多少高い、また一時的に高いといったようなケースであればそこまで心配をする必要はないのです。
むしろ血圧はストレスなどによっても高くなりますから、過度に気にしすぎるのは却って体に悪いと言えます。
ただ日常的に血圧が一定値を超えていて、病院から高血圧だと診断された場合には心筋梗塞と脳梗塞のリスクが出てきていると認識することが必要です。
そもそも高血圧では血管で本来よりも高い圧力で血液が流れているということになりますから、血管はそれだけ痛みやすくなっています。
そのため血管の内側では血栓と呼ばれるかさぶたのようなものが出来やすくなり、これが血流に乗って脳の血管をふさぐと脳梗塞、心臓の血管をふさぐと心筋梗塞になるわけです。
どちらも極めて致死率が高い病気である上、一命を取り留めたとしても後遺症が残るリスクが大きいため非常に危険な病気です。
そのため高血圧と診断された人には食事と運動を含む生活習慣の改善と、場合によっては降圧剤などの薬を服用しての治療を行っていくことになります。
厚生労働省の統計を見てみますと50代ごろから心疾患や脳血管疾患による死亡数が増えていますから、年齢を重ねてきたのであれば血圧は常に注意するべきと言えます。